日本女性の平均年収は、職業によって異なります。女性の社会進出が進んでいるとはいっても男性と比較するとまだまだ少なく、世界的にも男女の賃金格差が問題視され、日本はワースト3位に入りました。厚生労働省によると男女の平均年収の格差の原因は、平均勤続年数や管理職の比率の違いだとしているようです。日本の管理職で女性が占める割合は3%となっており、堂々と世界ワースト1位を獲得してしまいました。上位1位はエストニアで、44%という日本とは比べものにならない数字を持っているのです。
男女平等を訴える働きかけが世界各国で行われています。女性の管理職の少なさは格差の原因の1つに入り、出産後の職場復帰や男性の家事をする割合が少ないのも原因とされているようです。男性の育児休暇はまだそれほど浸透しておらず、女性の家事や育児の負担が大きくなっているのが現状といえるでしょう。
女性は身だしなみに多くのお金がかかります。スキンケアや化粧品は1つだとそんなに高くありませんが、化粧水や乳液、クリームなど合わせるとかなりの出費です。メイクをするのがマナーだといわれる現代で、これだけの出費だと手元にお金はあまり残せないでしょう。男女格差の原因はわかっていますが、なかなか女性の収入の低さは改善しません。格差をなくすためには、女性の管理職の増加や出産後に社会に復帰できるシステムを整える、男性の育児休暇の浸透など、社会自体にさらなる変革が求められます。